トタン屋根は、昔から使用されている屋根の材料です。軽く加工がしやすく、表面を塗料などで保護すれば、耐久年数も延ばすことができます。しかし、こまめに屋根のチェックを行わないと、いつの間にか錆びて穴が開き、雨漏り修理をしなければならない場合もあるでしょう。また、金属ですので、温まりやすく冷めやすい特徴があります。
したがって、炎天下の暑い熱を屋根裏に伝えてしまい、天井から室内に熱気が入ってくるということも考えられます。瓦屋根も昔から使用されており、日本家屋に良く似合います。耐熱性があるため、トタン屋根のように、熱を室内に放出することは少なくなります。重厚で見栄えが良いですが、コストが高くなるデメリットがあります。
また、瓦屋根は重量が掛かるため、家屋の骨組みも強固なものでなければなりません。近年は、樹脂で出来た瓦がよく用いられるようになっています。樹脂の軽さと耐久性、価格帯の安さから人気があります。それぞれの屋根素材には、メリットデメリットがあります。
耐久性があるものでも、物体である以上、劣化や風化は必ず起こり機能の低下を起こしてしまいます。雨漏りが起きた場合には、信頼できる雨漏り修理業者に依頼することが肝心です。もともと家を建築してもらった業者に依頼することが一番良いことですが万が一、建築業者が倒産などでなくなっている場合には、インターネット情報などを活用して、腕の良い職人がいる雨漏り修理業者を探しておくことをおすすめします。