新築で住宅を購入して数年したところで屋根から雨漏りが発生した場合には、その修理の状況によっては屋根の板金の貼り替えをする必要があります。住宅の基本的な性能な部分で支障が発生した場合には建築した住宅メーカーの保証内になるために修理をおこないます。しかし昨今のゼロエネルギー住宅をはじめとする太陽光発電にともなうトラブルも発生することもあるため注意が必要です。雨漏りの修理のために住宅メーカーが屋根の板金を貼り替えする際に、新築後になって太陽光発電のパネルを屋根に取り付けている場合には一度そのパネルを取り外す必要がありますが、その費用は住宅メーカーはおこなえず、お施主様の方で別途取り外しをしてもらう必要があります。
住宅を建築する際に一緒に太陽光パネルを設置している場合には住宅メーカーがパネルを取り外して張り替えをおこなう必要があります。しかし後付けで他の企業に依頼して太陽光パネルを設置した場合には住宅メーカーでは取り外しをして貼り替えるまでする必要がなく、あくまで貼り替えまでなので、貼り替えができる状況にするのはお施主様がおこなう必要があります。そのため太陽光パネルを後付けして、雨漏りの屋根の修理をおこなう場合には、貼り替え自体は保証内でおこなってくれるので出費はありませんが、太陽光パネルの取り外しまでは保証されないため、お施主様の方で別途取り外しの依頼を業者にする必要がありその分、場合によっては出費が発生することを心得ておく必要があります。